【スクール特集記事】ハレノヒキッズフォト(子ども写真教室)

いつもは「撮られる側」になることが多い子どもたち。そんな子どもたちにカメラの指導をしてくれるのが「ハレノヒキッズフォト」。
写真を通じて子どもたちが持っている個性や可能性を掘り起こすアプローチをしています。

いなとも先生

ぐっち先生

そよぎ先生

りっこ先生

Q. 大人が撮る写真と子どもが撮る写真との違いなどはありますか?

大人は頭で考えてから撮ることが多かったり、人に「見られること」を意識して撮ることがよくあるが、子どもは感覚的に撮ることが多いです。
私自身も仕事とは別でカメラを使って作品づくりを始めた当初は、「見られること」を少なからず意識して撮影していました。
しかし、そればかりではどこかで見たことある写真や、面白みのない写真であったり、何より自分オリジナルの写真ではないことに気付きました。

自分オリジナルの写真を撮りたいと葛藤していた中で見出した一番大切なことは、自分の感性をはたらかせて写真を撮ることでした。
自分オリジナルの写真を残すことで、人間の持つ生きた証を残したいという欲求が満たされていくのだろうと感じています。

また、大人はこれまで様々な経験を経てきた中で何層にも殻があり、それがあるからこそ社会生活をスムーズに営むことができているのですが、先入観や不必要なブレーキに繋がってしまうこともあり、それが写真に現れていることがあります。
一方で子どもの写真は大人のように「見られること」を意識するのではなく、とてもストレートな写真であると感じます。写真を純粋に楽しめていることや、感性で撮ることが大人よりも多いと感じます。

また、絵を描く時に使う色の選択や描くものの大きさでもそうですが、写真を撮る中で深層心理が写り込むことも、大人より子どもの方が多いのではないかと感じます。

 

Q. 写真は生長の記録として残していますが、撮る側の場合でも成長を見ることはできますか?

ファインダーやモニター越しに撮りたいものをじっくり見ながらシャッターを切り、写真という形にする中で、集中力が高められていくと感じます。

写真を撮るということは、常にこの広い世界の中から何かを見つけることから始まり、物事と向き合い、選択し、判断することが多く、そのような経験が生きるための力へと繋がっていくと感じます。

感じたことをまずは写真で表現し、それについて感じたことや考えたことを周りの大人や子どもと話すことで、自分の思いや考えを誰かに伝えるということへの勇気や表現力が育っていくと感じます。

繰り返し撮ったり、振り返ってみたり、自分以外の人の写真を見る中で、自分がどうしたいか、ということが見えてきて、それを形にしていく中で自分らしさが見出せるなど、自分を知る手段にも写真はなり得ます。

こんな写真が撮ってみたいけど、どうしたら良いのだろうかなどと考える中で想像力が磨かれ、ひいては誰かの心を想像する思いやりの心に繋がると感じます。

最初は撮りたいものが1つのところから、少しずつ周りを見る余裕ができ、2つ3つと撮りたいものが多くなっていく姿が多くあります。
また、「好きだから」「気になるから」という理由があり、撮りたいという思いが生まれます。どこが好きなのか、どこが気になるのか、子どもの思いや考えを聞きそれらも一緒に記録しておくことで立派な成長記録になると感じます。

 

Q. カメラを通して感じる子どもの個性や可能性はどんなふうにわかりますか?

同じ環境でも何に目を向けるか、何を見つけるか、それをどう切り取るかでその子の世界の見方や個性が見えてきます。

撮り方も千差万別で、たくさん撮ってみてその中から何か見出す子、先にイメージを描いてから撮る子がいたりします。まずはやってみようという子、その中から考えてみようという子も入れば、先に考えてみてからやってみようという子がいたりします。

目的に対してどう行動するか観察することで、その子が慎重派なのか、積極性のある子なのか、研究派なのか、大胆なところがあるなどその子の特徴が見えてくると感じます。
普段行っていない活動に取り組むことで、大人も子どももまっさらな状態で子どものこと見ることができ、新たに気付くこともたくさんとあると考えています。

 

Q. スマホのカメラ機能でカメラマンをさせてあげたいので良い声掛けや撮った写真の残し方を教えてください。

知らない人を勝手に撮るなど誰かが困ることや、危ないことがないかは見ながらも、基本的には声掛けはせず、子どもが自由な撮影を楽しめるようにすることが大事だと思います。
また、撮った写真について「こう撮って見たら」と教えたり、指示したり、ダメ出ししたりするのでなく、「その写真いいね」「それを見つけたんだね」と受け止め、まずは認めることや良いなと思うところを見つけて褒めていくと良いと思います。
また、撮った写真の中でお気に入りのものを聞いて、どのようなところが好きと感じるかなど、子どもの気持ちを聞いて受け止めることで、自己肯定感が育まれていくと感じます。

その時撮った中でお気に入りの写真をいくつか選び、お気に入りマークなどスマホの機種の中で目印をつけます。
その後、プリントしてアルバムに綴じていくと良いと思います。綴りタイプや増やせるアルバム式などにすると、これまで撮った写真の歴史がわかる自分だけのオリジナルアルバムができます。画用紙に貼ってそれをまとめていくのも良いかもしれません。画用紙だとそこに撮った日付や場所、その写真について感じたことや、その時の思い出も一言メモが添えられます。
また、写真をプリントするということは、自分のものであるという所有感や宝物感が出て、満足感も得やすいです。
そうして自分だけのオリジナルアルバムができ、自分の好きが詰まった宝物があることで子どもの自己肯定感や達成感に繋がっていくと考えています。


 

子どもが楽しみながらカメラと向き合う姿はこれまでとは違う成長を実感できます。人とは一味違う習い事で子どもの可能性を増やしたいあなたはハレノヒキッズフォトを確認してみて!

ハレノヒキッズフォト公式サイト

誌面では文字数の制約がありましたが、主催者の意向を伝えるために、こちらでは原文のままとさせていただきました。

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