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取材記事

「知育ism」

楽しいものにこそ“学び”がある! 〈名古屋市立第二幼稚園〉

名古屋市千種区にある第二幼稚園。今年で創立108年という歴史ある園です。繁華街今池に程近く、地下鉄からも利便性の高い場所にありながらも園周辺には住宅街や小学校、公園が広がり、子どもたちの明るい声と木々に包まれています。

 

感性を豊かにする教育

〈この風は気持ちいいな〉〈お花が綺麗〉…子どもたちには園でのいろんな出会いに心を留め、感じる力を増やして欲しいです。その『出会い』があるように、先生たちはいろんなことをキャッチし、言葉にして子どもへ伝えて感性が豊かになるように働きかけています。また、虫を見て「可愛い」「怖い、嫌い」と感じ方は人それぞれですが、先生はどの気持ちも否定しないよう、ひとりひとりが感じたことを受け止めています。たとえマイナスに感じるような言動のときも、暖かい気持ちで受け止め、暖かな言葉を返していくことでプラスの方向へもっていけるようにと思っています。そして、子どもが自分で考えていけるように見守ることも大切にしています。

子どもが自分なりのやり方で物事に取り組み、様々なことを感じ取りながら、

そこから得る気づきも感性へと繋がっていきます。

 

みんなが安心し、「分かってもらえる」場所

子どもが育つには周りが安定していることが大切です。親も子育てを頑張りすぎると辛くなってしまいがち。この園は送り迎えがあるので直接先生と会話をし、子どもの園での姿を見たり、他の保護者と出会うことで親自身も豊かになっていける場所だと思っています。また、周りの子どもの姿を通して「うちの子だけじゃないんだ」(「みんなそうなんだ」)と思え、視野と考えが広がることも。幼稚園が子どもも親も『自分のことを分かってもらえる』と安心して楽しく集える場所でありたいです。

 

楽しいものにこそ「学び」がある

子どもたちはあそびを通じて生きる力を育んでいきます。「あそび」とは自分からやりたいと心から楽しんで行動するもの。そこから派生していろんなことに興味も湧いてきます。3.4.5歳の幼児期は自分から動き出して興味や関心を示す時期。先生は子どもの意思を尊重しながら、ひとりひとりの発達や個性、年齢に合った声掛けや行動を見守ったり促したりして、自分からやりたくなるのを大切にしています。

 

 

「あそび」の中には人との関わり、感性、表現する力…と、学びの要素がたくさん。そんなあそびの中で、ときに喧嘩になることもありますが、先生は双方の話をじっくり聞き、お互いに相手の気持ちに気付くように橋渡しをします。気持ちを交わし、ともに楽しくあそべるよう相手の気持ちをしっかり受け止め、お互いの気持ち感じ取ることも学びのひとつとなります。

 

 

子どもにとって幼稚園はパラダイス、と奥地園長が話されていたように、子どもたちが小さな成功体験の積み重ねや様々な経験から大きく育っていく場であることを感じることできました。

 

 

子育てママ&パパへ 奥地園長からの言葉

この時期を楽しむために大人の感覚だけでなく、子どもの気持ちを分かってください。それを理解することで心が楽になることもあります。また、「今」が一番大切ではありますが、子どもの少し先のことを考えた〈スモールステップ〉の言動にも心掛けてみてください。親にとってではなく、子どもにとってどうしたらいいのか、その視点を置いてあげると親も少し楽になります。なにより、子どもは親から無条件に受け入れてもらえることを求めています。これまでできてなかったという方。気づいた時点から、いつからでも大丈夫!親も子どもも完璧じゃなくていいんです。完璧を求める必要はありません。子どもはあなたを一番無条件で愛してくれる存在。だからこそ、子育て期の今を楽しんでください。

 

 

 

第二幼稚園で人気のあそび

 

年長: 積み木で基地づくり/お店屋さんごっこ/隣接した公園でのどろけい
年中: おしゃれ屋さんごっこ/泥あそび/お店屋さんごっこ
年少: ままごと/ミニカーあそび/新聞ちぎり/砂場あそび

 

すべての年齢を通して『ダンゴムシ』とあそぶのが大好き!

 

*2021年6月取材時の内容です。(あそびは季節によっても変わります。)