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取材記事

「知育ism」

広い視野から魚を守る!  〈落合真弘さん〉

中学2年より環境団体を立ち上げ、継続した活動を行っている通称“さかなくん”こと落合真弘さん。そんなさかなくんの活動内容や魚や海の生物への思いについてお話を伺いました。

 

大好きな海とその仲間を守りたい

幼少期より家には水槽、近くには漁港。そして水族館や釣りにもよく連れて行ってもらえて、大好きな魚を身近に感じられる環境がありました。
そんな中学2年のある日、普段よく行く漁港ではなく、その反対側にある海岸へ何気に足を向けてみたところ、そこでたくさんのゴミを目にしました。海外で起こっているイメージの海ゴミ問題が身近にも起こっていたのを知り、とてもショックを受けました。早速、家に帰って調べてみると、日本でもゴミのせいで苦しんでいる海の生き物がいたことを知りました。そして、魚好きの僕があの現状を見つけたことには意味があるのではと感じ、〈一人では解決できないことも、みんなでなら楽しくできる〉思いから団体を立ち上げました。

 

海岸清掃と環境教育

海洋環境保全グループ「鈴鹿中学・高等学校SOM」として学校の支援を得て活動しました。内容は過去のゴミをなくすための海岸清掃と未来のゴミをなくすための環境教育。海岸のゴミに衝撃を受けた僕ですが、清掃だけでは片付けても別の誰かが捨てて海が汚されていく不安があり、二つの活動を行うことで解決へ向かうと考えました。海岸清掃は中高生の団体ならではの柔軟さで他団体がやらないような交通の便が少し悪い場所やその時期にゴミが多い場所で行っていました。また、環境教育は海の生き物(アカウミガメなど)の手作りロボットを使って(画像のカメもロボット)。子どもたちにこの生き物を大切にしようねと伝えるのに、触れすぎてしまうことで、その生き物の寿命を縮めることがあるのは魚好きの僕としては許せない。他にもロボットならではの特性を活かし、専門家に質問しながらリアルさも追及して作り、様々な場所で開催しました。環境活動の中では、楽しんでもらうために魚好きだからこそできるような工夫もしています。

 

理想的な関わり方で応援

中学2年から環境保全活動をしていますが、その活動に関して両親は見守ってくれています。普段は手を出さず見守り、ピンチのときにはサラッと手伝ってくれました。ロボットを作るため(リアルさを出すため)に魚を買ってきてくれたことも何度もありました。また、学業に関してはきちんと取り組むように言われていた半面、勉強以外の活動も応援してくれたおかげで、活動への時間も充分に使え、学びも疎かにならなかったことに感謝しています。

 

理想的な関わり方で応援

今春より大学生となり、僕もですが、同志も全国へと広がりました。今後は全国各地で海の保全活動がしていけたらと思っています。魚の研究を究めることも考えましたが、それ以上に自分を活かしながら社会に貢献したい思いから環境情報学部への進学を決めました。大学では様々な分野を学び、『新しい環境活動を考え、実行、検証』するループの基礎作りとなれたら。将来はそのループを続けていきながら、海ゴミ問題を解決し、海の生き物たちを守りたいです。

 

 

 

これまでの活動で出会った海のゴミたち

多いゴミ: ペットボトルはやはり多い!
困るゴミ: 砂浜に埋まっていた漁網などの漁業ゴミ
印象に残ったゴミ: 隠して捨ててあった大量のガラスゴミ。プリフォーム(ペットボトルが膨らむ前の形状のもの)

 

 

海洋環境保全団体 [Save the Ocean Men] (通称・SOM)代表 落合真弘さん
慶応義塾大学 環境情報学部 1年


海岸清掃用HP: https://blueshipjapan.com/crew/suzukasom
Twitter: @SomSUZUKA
Instagram: @somsuzuka
Facebook: @SomSUZUKA

さかなくんが代表を務めている、海洋環境保全グループ【Save the Ocean Men】 (通称・SOM)についてもっと知りたい方はホームページまで。(上記のQRコードよりご覧いただけます。)