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取材記事

「知育ism」

一期一会の出会いをつくる 〈社会福祉法人鳴海福祉会 滝の水保育園〉

名古屋市緑区で39年にわたり、乳幼児保育を行っている滝の水保育園。近年では幼保連携型認定こども園として多くの子どもたちや保護者の笑顔を支えています。従来の保育園から新たな園へと変更することにしたきっかけや、園生活についてお伺いしました。

 

もっと自由な園であるために

自分の子どもたちが幼い頃、幼稚園に通っていたのですが、豊富なカリキュラムを受けて楽しそうに帰ってくる姿がありました。そのことから保育園の子どもたちにも日々の生活でいろんな出会いと体験ができる場を与えてあげたい、という思いで幼保連携型認定こども園へ切り替わることを決めました。保育園の『保育』と幼稚園の『教育』。両方の良さを活かせる場となる幼保連携型認定こども園がより広がることで、すべての保護者や子どもにとって、更なる楽しさと自由さを感じてもらえたらと思っています。

 

いつもの楽しさが思い出になれば 

様々な出会いのひとつとして行っているのが多彩なカリキュラム。働きながらだと習い事に通わせるのも難しい保護者の負担を減らすとともに、せっかくなら『本物』に触れる経験が子どもたちにとって気付きとひとりひとりの適正がみえる場にもなるように各分野の専門講師に指導をお願いしています。さらに新しい体験もできるようにと、単発ではお相撲、フットサルのプロなどと出会う機会も。『毎年同じはない』というワクワク感もつくっています。

 

柔軟な思考で行事を考える

新しい体験を考えて取り入れている園ですが、これまでの行事に関しての見直しも行っています。親子遠足もそのひとつ。働いている保護者が多い中で休みを取って遠足に参加してもらうなら、その時間を家族旅行でより密な時間をつくってほしいとの思いでなくしたとのこと。いろんな経験は幼児期の成長に必要だけど、行事で追われすぎないようにし、その代わり、日々の保育で行う内容は充実させて。そんな柔軟さを活かした保育活動は保護者目線でも考えています。

 

食育にも力を!

人の根源とも言える食事にも力を入れています。名古屋市の献立に沿いつつ、4人の調理師により、自園調理、園内菜園、調理体験や芋ほりなど、さまざまな形で食の大切さを伝えています。以前、園児に魚の絵を描いてもらったとき、スーパーのお刺身パックを描いた子どもがいて衝撃を受けました。その出来事からも、できるかぎり本来の姿を知ってもらえる機会をつくっています。また、アレルギー食にも専門の調理師が常勤して対応。どの子どもたちも安心して楽しめる食を提供しています。最近では野菜を酸素水で洗うこだわりで美味しさとともに安心も届けています。

 

やさしく。そして、たくましく。

園のテーマにもある『やさしく。そして、たくましく。』は保育園創立当時からですが、その思いは変わらず、子どもに、大人に、環境に…、といろいろな人やこと、すべてに優しくできるように。そこには逞しさも。保育活動の一部を外部講師に依頼しているのもそのひとつ。

 

 

 

近藤園長は「人には得手不得手があって当たり前。だからこそ、それぞれの個性を活かして活動してもらえるようにプロに任せています。空いた時間を保育教諭たちも有効に使えることで残業ゼロの園にし、みんなにとって居心地が良い場所づくりをしています。」と話されていました。

 

『本物』から学べる!体験する! 

現在、英会話・体操・リトミック・ダンスがすべて週に1回、保育時間中に教えてもらえます。また、初夏~秋にかけてはスイミングスクールでのプ-ルも!

本物にこだわるのは、繊細な感性をもっている幼児期だからこそ。本物に触れ、楽しみながら技術や学びを得ることでひとりひとりの適正や『できるかも…!』という気付きを与える時間をつくっています。

 

穏やかな笑顔と改革する力強さをもつ近藤園長。そこには保育現場と整えた先にある、すべての人の心にゆとりと笑顔の時間をつくっていきたいという思いが込められているように感じました。

 

 

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