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取材記事

「知育ism」

読書で子どもを育む。世界を広げる! ヨンデミー・Vol.2 〈SDGsで社会を応援!〉

本を読むことで得られる楽しみや心の広がり、さらに学びへと繋げていけるよう活動をしている株式会社Yondemy代表取締役の笹沼颯太さん。現役東大生であり実業家としても活躍している笹沼さんに本の魅力や読書の大切さについて伺いました。知育ismの誌面上では載せきれなかった話の続きをお楽しみください。

 

Q. 読み聞かせは好きなのに自分で本を読もうとしません。そんな子にはどうしたらよいですか?

A. 読み聞かせを卒業し、自分1人で本を楽しめるようになるためには、大きく二つのハードルがあります。一つめのハードルは、これまでは読んでもらうのをただ聞くだけだったところから、自分で文字を読んで理解しなければいけなくなるということです。このハードルを越えるためのフォローの一つが、「読み聞かせのお返しをしてもらう」ことです。

言葉通り、読み聞かせをしてあげたときにお返しとして、お子さんに読み聞かせをしてもらうという方法です。読み聞かせでストーリーはわかっているため、文字を読むことに集中できる上に、わからない言葉があったときには保護者の方が補足で説明することもできます。まずは、自分の目で文字を追うことに慣れていきましょう。

二つめのハードルは、これまでは分からない言葉は補足してもらえていたところから、自分の中の語彙だけで本を読まなければいけなくなるということです。このハードルを越えるためのフォローとして一番大切なことは、お子さんの読む力に合った本を選んであげることです。保護者様と一緒に本を読む時とは異なり、1人で読む時には、わからない言葉はわからないままになってしまいます。

「わからない」は、「むずかしい・つまらない」という感情に繋がり、お子さんに読書への抵抗感を植え付けます。特に本の難しさに注意しながら、お子さんに合った本を選んであげましょう。

また、これらのフォローの他にも、読み聞かせと自力読みの間のフォローとして、「考え聞かせ」なども効果的ですので、検索等していただければと思います。

Q. 図鑑は好きなのですが物語を読みたがりません。どう向き合ったらよいですか?

A. まず、図鑑が好きなこと自体はとても素敵なことです。その興味を尊重してあげることが大切です。お気に入りの図鑑があれば、同じテーマでより詳しい内容が書かれている図鑑や、同じ分野だけど少し違う内容の図鑑などを用意してあげると良いでしょう。

一方で、読書の幅を広げるためには、物語の本を楽しめるようになることも重要です。そこで、物語の本をお薦めする際には、お子さんの好みや興味から繋げるように本を選ぶと良いです。例えば、「魚の図鑑」に興味があるお子さんでしたら、魚が主要なキャラクターとして出てくるような本をお薦めする……といったイメージです。好みや興味の芽は、好きなゲームやYouTube、テレビ番組などから探すこともできます。

また、物語を読み慣れていないお子さんに本をお薦めする際には、「読みやすい難しさの本」を選んであげることが大切です。

「文章の量」という観点からすると、図鑑は絵本に近いためお子さんにとって読みやすく、物語は文字を追って読むことが負荷になります。その負荷をできるだけ減らしてあげることで、物語の楽しさに触れるやさしい入り口になると思います。

 

Q. 情報過多であり、遊び方だけでなく学び方も多様になっている現代です。その中において「読書」の大切さは何だと思われますか?

A. 読書を通じて得られる「学ぶ力」とは、「主体的に情報を吸収できる力」です。情報があふれ、受け身の姿勢であっても流れ込んでくるような時代だからこそ、それらの情報を取捨選択し、上手に学んでいかなければ、情報に溺れてしまい、結果として何も学ぶことはできません。

まず子どもの頃に「学ぶ力」を養っていくことで、その後大人になっても、様々な媒体から得られるたくさんの情報を最大限有効活用できるようになる。子どもにとって読書が大切な理由はたくさんあると思いますが、なかでも「学ぶ力」は間違いなく今後重要性が増していきます。

 

 

Q. 笹沼さんが子どもの頃に好きだった児童書(または本の種類)をお聞かせください。

A. ジャンルは幅広くなんでも好んで読んでいました。お気に入りの本はたくさんあるのですが、あえて挙げるとすれば、はやみねかおるさんの作品はどれも大好きでした。特に、『都会のトム&ソーヤシリーズ』は自分で買い集めるほど好きでした。また、科学系の本として『空想科学読本シリーズ』も学校の図書室にあった分だけではなく、図書館に行って古い巻まで全て読んだ記憶があります。『ダレン・シャンシリーズ』は小学校高学年の頃に初めて読んだのですが、夢中に読んだ記憶が残っていたため、高校生になってから英語の原書で全巻読み直しました。

 

「読書」は文字から広げる想像の世界があふれています。知識を知ることもありますし、未知の世界へワクワクドキドキすることも。子ども自身の想像力を高めていくことはこれからの成長にもとても大切なことと思います。そして親自身も。このご時世だからこそ、一人ひとりがワクワクする気持ちを本から広げ、本の旅をするのもいいですよね。

 

Yondemyとは

子どもが読書好きになるオンライン習い事。
お子さん専属のAI司書が、一人ひとりの好み・読む力を分析し、ヨンデミーのもつ膨大な書籍データの中から本をおすすめしてくれます。

 

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