去年、取材したネイリストの高山裕子さん
(過去の取材記事は、こちらからご覧いただけます。→★★★記事を読む)
当時は、自宅でネイルサロンを経営しながら、福祉ネイリストを目指しているとのことでしたが、今はどうやら新たな新拠点に向けて、メンバーとして取り組んでいるらしいのです。
カフェと美容と図書館
タイトルだけでみると、そのような複合店舗はありそうなもの。でも、このカフェはというと、嚥下食(えんげしょく)を中心としたカフェ。
嚥下食とは、飲み込みや咀嚼といった嚥下機能の低下がみられる場合に、嚥下機能のレベルに合わせて、飲み込みやすいように形態やとろみ、食塊のまとまりやすさなどを調整した食事のこと。
確かに、とろみ食やミキサー食を頼めるお店ってなかなかないですよね。その食事が必要な家族がいたら、外食はあきらめてしまうとの声が多いとのこと。それを高山さんたちは新たなサードプレイスとして、家族で一緒に食事ができる場所を提供しようと考えているようです。
そして、このとろみ食は赤ちゃんにも食べられるということで、親子でも!三世代でも!!みんなで楽しめるカフェになるわけですね。
そのほかにも、1階から2階に吹き抜けに大きな本棚があり、6000冊もの本が並ぶ図書館や、支援した方が本棚(一区画の棚)のオーナーになれる「一棚オーナー」制度など、面白い取り組みがあります。→詳しくは、高山さんが運営するサイトをチェックしてください(下部にリンクあり)
実現に向けて動き出したのが…
その実現に向けて動き出し、チャレンジしているものがクラウドファンディング!
クラウドファンディング(crowdfunding)とは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。途上国支援や商品開発、自伝本の制作など幅広いプロジェクトが実施されています。
今日現在で、230人以上もの方たちが支援しています。残り8日。ぜひ、一度高山さんの取り組みをご覧いただけたらと思います。
高山さん、応援しています!