「おうち読書に夢中になる」…そのフレーズに読書嫌いな我が子でもそうなるのか気になる!と思った親御さんもいるかと思います。
どうやったら読書に夢中になる子と変われるのか、気になりますよね。そしてその効果についても。
そんなキャッチフレーズでオンライン読書を展開している「ヨンデミー」代表の笹沼さんにお話を伺いました。
Q. 家庭での読書、となると毎日決まった時間に読むのがいいのでしょうか?
「読書習慣をつける」という意味では、毎日決まってやる他の習慣とセットにすると良いです。例えば寝る前、朝ごはんの後、歯磨きの後など、すでに習慣になっていることとセットにすると、必ず毎日「思い出すきっかけ」ができます。逆に「時間」で決めてしまうと、なんとなく慌ただしく過ごしていたら気付いた時には過ぎてしまって習慣が途絶えてしまう、ということがよく起こります。
ただ「家庭での読書」という意味では、「本を読む」ということだけに絞らずに考えてみると良いように思います。Yondemyでは「本を読む時間だけが読書体験ではない。本について話す時間や本を選ぶ時間、ふと本を思い出した瞬間など、本にまつわるすべての体験が読書体験である。」と考えています。読書習慣をつけると言った時、「毎日本を読む」ことにこだわると親子ともに気が張って疲れてしまうでしょう。まずは「毎日夕飯の時に本の話をしてみる」くらいから始めてみるのはどうでしょう?本を読むのは大変でも、本の話をするくらいなら続けられる。そして段々と日常の中に本について考える時間が増えていって、自然と本を読む頻度も上がっていく。そんなご家庭が多いんです。
詳しくはおうち読書のミカタラジオ第27回『「本を読んでいない時間」にこそ子どもの成長のチャンスあり!』にて解説しております。
https://yondemy.wraptas.site/seminar_27
Q. これまでも本を好きになって欲しくて図書館に通ったり本を与えていますが全く興味がないように感じます。そんな子どもでも本好きになれるのでしょうか?
現在日本の家庭の95%が読み聞かせを行っているそうです(年少時点)。一方で、小学生の1日あたりのインターネット利用時間は直近9年で3倍弱(83.3分/日→213.7分/日)に増えています。せっかくこんなに読み聞かせをしたのに、読み聞かせを卒業して自力で本を読む段階になった途端、どんどんもっと楽な遊び、特にネット動画やゲームに流れていってしまう、ということが日本中の保護者さんの悩みのタネになっているんです。そんな中でヨンデミーオンラインでは以下のような教育実績データが計測されています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000071742.html
つまり、「これまでも本を好きになって欲しくて図書館に通ったり本を与えていますが全く興味がない」という子は珍しくなく、特にそういうお子さんがヨンデミーオンラインを使って、本が大好きになったというケースも多いんです。
まさにそんなケースのお子さんが1年間ヨンデミーオンラインを継続して受講した結果、どういう成長を遂げたのかということを記事にまとめておりますのでご参照ください。
https://note.com/yondemy/n/n4527f970e451?magazine_key=md507550949d1
Q. 恥ずかしながら親自身、読書が苦手であまり本を読んでいません。そんな環境でも本好きに変わることはできるのでしょうか?
もちろんです。以下のヨンデミーユーザーさんの活用事例記事では、まさに保護者さんが「私は普段読書を全くしないタイプで、なんなら苦手意識があるくらいだったので、読書をどう子どもにすすめていいかなかなかわからずに苦戦していました。(記事本文より引用)」とおっしゃっていますが、お子さんは劇的な成長を遂げられています。
https://note.com/yondemy/n/n373845563db9?magazine_key=md507550949d1
誌面では文字数の制約がありましたが、主催者の意向を伝えるために、こちらでは原文のままとさせていただきました。
→後編へ続く
後編
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【スクール特集記事】読書教育ならヨンデミーオンライン<後編>
「おうち読書に夢中になる」…そのフレーズに読書嫌いな我が子でもそうなるのか気になる!と思った親御さんもいるかと思います。 どうやったら読書に夢中になる子と変われるのか、気になりますよね。そしてその効果 ...
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