ホワイトハッカーになる夢のために日々まい進している光澤加偉さん。彼についてはこちらでお伝えしておりますが、その気持ちを支えているお母様に保護者として気になること、聞いてみたいことを質問させていただきました。
(お母様のお気持ちをより伝えたいため、いただいた内容をそのまま掲載しております。)
Q. 「ホワイトハッカーになりたい。」…加偉さんはその夢を叶えるため、転校をされていますが、そのことについて当時と今のお気持ちをお聞かせください。
A. 転校をしたいと言われたときは、まさに寝耳に水で驚きました。プログラミングを学びたいと親子の会話でもしたことはありましたが、まさか転校まで考えてるとは。大学付属校なのにその権利を捨ててしまうのは勿体ない気もするので、放課後だけプログラミングの塾に行くのはだめなのかと提案してみたものの、放課後だけでは時間が足りない、朝から没頭したいと、今まで見たことない熱弁に負け、むしろ応援しようと思いました。
転校してから、水を得た魚のように生き生きと楽しく学んでいる様子をみて、あの時反対しなくてよかったと心から思います。すでに自分の夢に向けて走り出しているので、頑張ってほしいと願い、道に迷ったときには頼ってほしいと思っております。
Q. 幼少期の加偉さんはどんなお子さんでしたか。
A. とても大人しく、言葉をしゃべるのも遅く心配しました。幼稚園でもどちらかというと目立つ子ではなく、自分の主張はしないタイプでした。幼稚園の先生に、嫌な仕事をお友達に押し付けられても断らない優しいお子さんと言われていました。どうして嫌なことを嫌と主張しないのかとイライラするほどでした。
Q.子育てにおいて大切なことは何だと思われますか。
A. 私は小さいころから様々な習い事をさせたり、中学受験塾に入れて少しでも偏差値の高い学校に入れる事が一番大事なのだと思って育ててきました。でもそれが本人にとって良かったのか?と今は疑問に感じます。
子育ては何通りもあり、いくつもの選択肢があり、そのどれもが絶対に正しいとは言い切れません。ただ、小さいころは色々な場所へ連れて行って何に興味を示していて、好きな事は何か?を本人が見つけること、それが親の望んだものではなかったとしても、サポートしてあげることで、より豊かな人生を得られるのではないかと、今は思っています。
「子育てに正解はない。」…そう分かっているつもりでも、つい親のエゴなのか、正しさを求めてしまうこともあります。ただ、親と子どもは違う人間、違う人生でいいとしっかり受け止めて支えることで子どもは加偉さんのような輝きを放つのかもしれませんね。加偉さんのお母様の言葉は子育て真っ最中のママたちにしっかり響くことでしょう。
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