心に残っている絵本 〈現役東大生より〉

現役東大生でありながら『子どもが読書好きになるオンライン習い事・ヨンデミーオンライン』を経営している株式会社Yondemyの代表取締役・笹沼颯太さん。以前、こちらでいくつかの質問についてお答えいただきました。その中で『これまでの人生で為になった本や心に残った本があったらお聞かせください。』とお伺いしたところ、一冊の絵本をご紹介してくださいました。そのときは簡単にお伝えしていたのですが、本日は笹沼さんがそのとき魅了された、この本についてたっぷりとお伝えしますので、もし気になった方は探してみてくださいね。

 

心に残った絵本

幼い頃に大好きだった絵本です。『ミロとまほうのいし』という本が心に残っています。『にじいろのさかな』と同じ作者が書いた本で、谷川俊太郎さんが翻訳した作品です。

この作品には、実は二つの結末があるんです。

本の途中からページが上半分とした半分に分かれ、「幸せな結末」と「悲しい結末」が描かれています。そして、その二つの結末を生んだきっかけが、主人公のミロの、たった一回のある「選択」なんです。

 

生みの真ん中にある島に仲間と住んでいたネズミのミロが、ある日岩の裂け目から不思議な光る石を見つけます。その石は光るだけでなく、ほんのりと暖かい魔法の石で、仲間たちはみんな自分の石を欲しがるようになる…という場面から物語は二つの方向に進み始めます。

 

 

ミロとまほうのいし (世界の絵本(新)) | マーカス・フィスター, 谷川 俊太郎 |本 | 通販 | Amazon

 

 

私たちは毎日、大小関わらず〈選択〉し続けています。この絵本は、その選択が二つの全く違う結果に繋がっていくことを、二通りの結末を通じて教えてくれます。

今でもYondemyの代表として、日々一つ一つの選択を大切にし、その先にある結果をイメージしながら行動しています。

 

 

Yondemyとは

子どもが読書好きになるオンライン習い事。
お子さん専属のAI司書が、一人ひとりの好み・読む力を分析し、ヨンデミーのもつ膨大な書籍データの中から本をおすすめしてくれます。

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