「暮らしや住まいを支えることで地域に貢献するとともに、地元で活動する人も応援したい。」そう話すのは円銘建設の加藤さん。地域のボランティア活動のほか、最近は音楽活動を頑張るアーティスト支援に尽力しています。
塚本奈加さん【ジャズサックス奏者/ボーカリスト】
両親が音楽家ということもあり、幼少期より楽器が身近にある環境。たくさんある中で選んだのがサックス。はじめのうちは親の勧めもあり、ピアノを習っていたのですが、今では父親と同じく、三姉妹全員がサックスプレイヤーとして活動中。そこにはクラシック界で著名である父・塚本紘一郎さんの思いが大きかったようです。
音楽を大切にしながら、それ以外の活動も楽しんできた奈加さん。特にテニスは中学生の頃、伊勢市の大会で優勝するほどの成果を挙げたことで高校からテニス推薦の話も。ですが、テニスは好きだけど幼い頃から極めてきた人たちと太刀打ちはできないと思い、やはり続けてきた音楽・サックスの道を選んだそうです。幼少期から音楽をコツコツと続けることを、伝えてくれた父親の思いに起因したのかも知れません。
その後、中学3年の2学期より既に渡米していた双子の姉達と同様、NYへ音楽留学に進む道を用意してくれた父。そこには自身が長年プロとして第一線で活躍してきたからこそ、普通に習うだけでは音楽の世界で生き残れない厳しさを実感していたからでした。その経験もあり、アメリカで音楽の勉強をして、ジャズの歴史やその国の文化、空気感全てを学び、人とは違ったアプローチで、オリジナリティを大切にしつつ音楽を続けていけるように。「父は音楽家というだけでなく、人と違うところもあるからこそ、娘にはいろんなチョイスができるよう、自身の経験を元に応援してくれたと思います。」
元々は歌も大好きで幼い頃より歌手に憧れていた奈加さん。その気持ちも大切に持ち続け、アメリカの大学では歌も習い、現在はサックスと歌手、そして作詞作曲も手がけてオリジナル曲を生み出しています。サックスと歌、両方を行うと「どちらかにしないの?二兎追うものは…」と言われることもあったようですが、「誰がそれを決めるの?サックスも歌も同じ音楽。それを一兎と思えば一緒でしょ、と思っています。昔はどちらかに決めるのが普通みたいに思われていたかも知れませんが、今の時代は違うと思います。大リーグの大谷選手だって2つをこなしている。そんな言葉を言われても好き!やりたい!という気持ちが伝わっていったのか、今では耳にしなくなりました。」
「やりたいことができている今が一番幸せ。この幸せを継続しながら活動の場を広げていきたいです。知らない場所に行き、会ったことのない人と出会うこと。見たことのない世界を見続けたいです。」いつもは愛知・岐阜・三重、ときどきは東京や京都で活動をしている奈加さん。秋頃には1stアルバムリリースも予定されています。暖かくなる季節とともに奈加さんの活動もパワフルになっていくことでしょう。
家族の人数や生活スタイルの変化で「住まい」も変化した方がより過ごしやすくなります。
そんな住みやすさを、施主一人ひとりの希望に合わせ、「その人らしく過ごせる家」を支えている加藤さん。子どもの成長に合わせてお家も成長させていくと家族の笑顔ももっと増えそうですね。